遊び方
「あつい・つめたい」で探す宝探しゲーム:やり方と、言葉で遊ぶ新しい形
隠した人は場所を言わずに、「つめたい」「あったかい」「あつい!」とだけ教える。子どものころ、家の中でこんな宝探しをした覚えはありませんか。室内でできる基本のやり方と、宝物の代わりに「ひみつの言葉」を探す言葉版を紹介します。
宝探しゲームの基本のやり方
用意するものは、小さな宝物ひとつだけです。お菓子、ぬいぐるみ、テレビのリモコン。家にあるものなら、なんでもかまいません。
- 探す人に、部屋の外で少し待ってもらいます。
- 隠す人が、宝物を部屋のどこかに隠します。
- 探す人が戻ってきたら、隠した人は場所を言わず、温度だけで教えます。
- 見つけたら役を交代して、今度は探した人が隠します。
教え方はとてもシンプルです。宝物から遠いときは「つめたい」「こおりみたい」。近づいてきたら「あったかい」。すぐそばまで来たら「あつい! やけどしそう!」。探す人は温度の変化だけを頼りに、自分で道を見つけていきます。
英語では Hot and Cold と呼ばれる遊びで、「近い・遠い」と言い換えて遊ぶ家庭もあります。言葉はちがっても、楽しさは同じです。一歩ごとに「あ、あったかくなった」「しまった、つめたくなった」と小さな発見があり、どちらも次の一歩につながります。
室内で遊ぶときの、ちょっとした工夫
雨の日や寒い季節でも、宝探しは部屋の中で十分に盛り上がります。年齢に合わせて、少しだけ工夫してみましょう。
- 小さな子には、宝物の一部が見える場所に隠します。「あつい!」の声を頼りに見つけられると、それだけで大喜びです。
- 大きな子には、宝物の場所に次のメモを置いて、二つ三つと続けて探す形にすると長く遊べます。
- 声の大きさで教えるのも楽しい方法です。近づくほど大きな声、遠ざかるほど小さな声。言葉を使わなくても、ちゃんと伝わります。
保育の場でも、よく聞いて、考えて、体を動かす遊びとして親しまれています。
宝物の代わりに、ひみつの言葉を探す
同じ遊びは、言葉でもできます。隠すのは部屋の中の物ではなく、言葉ひとつ。好きな言葉を入れると、それがひみつの言葉と意味でどれくらい近いかが、温度で返ってきます。文字の形や長さは関係ありません。
たとえば、ひみつの言葉が「花火」のときは、こんなふうに進みます。
- 冷蔵庫5 °Cこごえる:台所は見当ちがい
- 旅行30 °Cひんやり:少し動きはじめた
- 夏58 °Cあたたかい:季節が合ってきた
- 祭り74 °Cあつい:人が集まる夜の楽しみ
- 夜空88 °C灼熱:見上げた先にあるもの
- 花火見つけた!
「夜空」と「花火」には、同じ文字がひとつもありません。それでも「冷蔵庫」よりずっとあたたかいのは、意味が近いからです。遊び方は子どものころの宝探しとまったく同じ。つめたいところから、あたたかい言葉をたどって、答えのあついところまで進みます。
言葉版で早く見つける3つのポイント
- 最初は広く。 動物、食べ物、場所、季節、気持ち。ばらばらな方向に言葉を投げると、どこが少しでもあたたかいかがすぐにわかります。
- 一番あたたかい言葉のまわりを探す。 最後に入れた言葉ではなく、今までで一番あたたかい言葉が羅針盤です。それはどこにある? 何に使う? だれが使う? と問いかけてみましょう。
- こごえる言葉が続いたら、話題を変える。 つめたい言葉が五つも続くのは運が悪いのではなく、探している場所がちがうしるしです。自然から街へ、食べ物から道具へ、思いきって移りましょう。
行き詰まったときは「ヒントがほしい」ボタンへ。ゲームを家族や友だちに送る方法が出てきます。ほかの人の目で見ると、自分では思いつかない道が見えることがあります。
スマホがなくても:声に出して遊ぶ言葉版
言葉版は、声だけでも遊べます。ひとりがひみつの言葉を心の中で決め、ほかの人が順番に言葉を言っていきます。出題者は子どものころと同じように「つめたい」「あったかい」「あつい!」と答えるだけ。当てた人が、次の出題者です。
紙もペンもいらないので、夕食のあとや、お正月に親戚が集まったとき、車での長い移動にもぴったりです。小学生くらいからおじいちゃん、おばあちゃんまで、同じ土俵で楽しめます。子どもは言葉どうしのつながりに気づき、大人は意外な連想に思わず笑ってしまいます。
毎日ひとつ、みんなに同じひみつの言葉
Warmer Warmer は、この言葉版の宝探しを毎日遊べる無料のゲームです。スマホでもパソコンでも、ブラウザで開くだけ。アプリも登録もいりません。
ひみつの言葉は毎日0時に新しくなり、みんなに同じ言葉が出ます。時間制限はないので、朝に少し、夜にまた少しと、1日かけて1語に向き合えます。夜になったら、家族や友だちと「何回で見つけた?」とくらべるのも楽しみのひとつ。もちろん、答えは言わないのがお約束です。